変えなきゃいけないのは、私たち教員なのですか?

匿名

(中部 20代 公立小学校教諭)2017


 

変えなきゃいけないのは、私たち教員なのですか?

 

不登校の子がいるとき、勤務時間が過ぎているからと、家庭訪問をしないんですか?

昼休みに泣いている子がいるとき、休憩時間だからと、声をかけないんですか?

早く帰りたいからと、子どもが書いた作文を読まないで返すんですか?

 

そんな人を教師と呼べるんですか?

 

 

私たちは目の前の子どもへの愛情と、自らの時間・家族の時間を天秤にかけて働いています。

そうやって苦しんで、自らの生き方を決めてきた。

なのに今度は働き過ぎ?早く帰れ?働き方を変えろ?教務室が変わらない?

 

冗談じゃない。私たちに働き方改革を求めるのは残酷です。ここまでに十分苦しんできました。今も苦しみながら働いています。

 

最近の情報を見ると、「変えなきゃいけないのに、変わらない先生たち」とされている様な感があります。

 

変えなきゃいけないのは、私たち教員なのですか?

私たち「現場の教員」が長時間労働解消に向けて変えられることは、子どもを見捨てることだけです。