運動部活動ガイドライン 共有情報


 

運動部活動ガイドラインとは、平成30年3月19日付けでスポーツ庁政策課学校体育室の名で発表された運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」の策定及び運動部活動の適切な運営等に係る取組の徹底について(依頼)の通称です。

 

▼ 以下はスポーツ庁公式サイト掲載内容の要約と、資料「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」より部分抜粋し、記述の行動対象を 学校の設置者:水色 各学校(管理職・顧問):薄紅 各体育連盟及び競技組織:黄色 各都道府県と地方公共団体:黄緑 として示し一部注釈図を加えたものです。詳細は原文をご確認ください。勤務校の実態に関しては特に薄紅の記述にご注目ください。

 

 ※ 資料中に言及のある「学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取組の徹底」については こちらの特設ページ をご覧ください。

 

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各教委等に依頼した6つの取組徹底依頼

 

① 都道府県にあっては「運動部活動の在り方に関する方針」を、学校の設置者にあっては「設置する学校に係る運動部活動の方針」を、校長にあっては「学校の運動部活動に係る活動方針」を速やかに策定または改定すること

 

② 各学校において、部活の活動方針並びに年間及び月間の活動計画等について,学校のホームページなどに公開すること

 

③ スポーツ庁がガイドライン適用状況を把握するための定期的なフォローアップ調査への協力

 

④ 教師の運動部活動への関与について、0209通知を踏まえ適切に対応すること

 

⑤ 部活動手当の支給額基準の時間区分の見直し等

 

⑥ 文化部活動も本ガイドラインに準じて取り扱うこと

 

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上記6点について取組の徹底が呼びかけられた通知から半年が経過しようとしています。これらは、あなたの学校ではどのように取り組まれていますか?また、その効果を感じておられますか?下記アンケートと、現場の実態とご意見を募集しております。


 

アンケート結果

 

アンケートへの回答と拡散のご協力をありがとうございました。以下に二つのアンケート集計結果を報告いたします。

 

 

【学校で働く方へ】 

アンケート期間 2018年9月19日~26日

総票数 306票:twitter296票、サイト10票(ある1票、ない9票)

質問内容:スポーツ庁「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」の策定及び運動部活動の適切な運営等に係る取組の徹底について(依頼)の発表から今日で半年。皆さんの勤務校では取り組みの実感はありますか? 

 

34票(twitterアンケートの全296票のうち11%の33票とサイトアンケートの1票)が「ある」、169票(twitterアンケートの全296票のうち54%の160票とサイトアンケートの9票)が「ない」と回答しました。「ある/ない」回答者のうち8割以上の方がガイドライン取り組みの実感がないという結果となりました。

 

 

【現役で部活をしている中高生・保護者の方】

アンケート期間 2018年9月21日~28日

総票数299票:twitter299票、サイト0票

質問内容:今年3月に「原則週休2日、平日2h、休日3hまで」というガイドラインが発表され半年が経ちますが、加入する部活の活動量に変化がありましたか?活動が増えた場合はその理由を教えてください。

 

全299票のうち12%の36票が「現象(ガイドラインに則す)」、22%の66票が「減少(それでもガイドライン越え)」、52%の155票が「変化無し(guideline越えのまま)」、14%の42票が「変化無し(もとともとガイドライン以下)」と回答しました。全回答のうち34%の102票は減少の成果があったということになります。一方で「減少」と「変化無し」を合わせてガイドラインを超えるケースが74%の221票あるということも読み取れます。

 

 

引き続き運動部活動ガイドラインの取り組みについて、実践やご意見を募集してまいります。

2018.10.7教働コラムズ

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コメント: 8
  • #8

    東日本・工業高校 (月曜日, 24 9月 2018 22:55)

    運動部主顧問を務めております。本部活動はガイドラインを受けた5月から、その通り実行しています。
    顧問として部活動業務を行うことに対しては反対で、まだその部分は大きな改善の兆候も見られませんが、負担が軽くなったことは確かです。

    さて、どうやら強豪であるほど、ガイドラインを大幅に無視する傾向が高いように思います。本部活動は弱小でもなく、毎日しっかり来る部員で構成されていますが、潔く活動日を減らしました。部員は大喜び。課題や遊びに励んでいるようです。最近はもっと活動したいと自ら言うようになりました。自発的に行動しようとする、この程度が丁度良いと感じています。やらされる部活動の何が楽しいのでしょうか。休みなく、毎日毎日。仮に生徒が強くなりたいからとそれを望んでも、私たち大人がストップをかけるべきではないのでしょうか。全国のかわいい部員たちの、身体を、命を、人権を、どうか尊重してください。

  • #7

    匿名希望 (日曜日, 23 9月 2018 07:57)

    動き始めましたが、疑問が。私の地域は休日の部活動の手当は四時間以上です。三時間は対象外。活動三時間が徹底されると、休みは増えますが手当は0円?

  • #6

    ゆーべ (日曜日, 23 9月 2018 07:54)

    勤務校にもガイドラインが出されましたが、しっかりと則って活動しているのは運動部と吹奏楽の中だと、サッカー部と卓球部のみ。他は一切無視。しっかり守っている部活の先生方が悪者になります。やるならしっかりと強制力を持たないとダメ。大会やリーグ戦なんかは、平気で土日連続で入れられるのもおかしい。

  • #5

    パーシー 公立高校九州 (土曜日, 22 9月 2018 17:59)

    4月の職員会議でスポ庁ガイドラインが全員に配布されたが、
    「これが出たからと言ってすぐ何かが変わるわけではないから、安心してください」と管理職。
    その後県のガイドラインが出されたが、紹介さえない。

    本県では、高校教員によるガイドラインへの異論が強く出ているためと思われる。

  • #4

    高校北陸地方 (水曜日, 19 9月 2018 21:30)

    未経験者、土日完全に休みありません。ホームページなどでは、偽りの週休2日を明言しています。私たちも馬鹿にされています。そして、ご負担の多い保護者の方々も馬鹿にしています。

    どなたが見られるかわかりませんが、ほんとうに百害あって一利くらいしかありません。部活動無くなりませんか??

  • #3

    cassy (水曜日, 19 9月 2018 20:04)

    ①職員会議等で校長からの周知はあった。活動方針については策定されたが、校長の命を受けて、という形で実質は部活動振興会の先生が原案を出し…という流れ。
    ②ホームページではなく、校長名で全生徒保護者向けに文書を出した。
    ③不明
    ④徐々に
    ⑤これからか
    ⑥本校では文化部は元々新基準以下の活動だったため変化なし

  • #2

    高校福岡 (水曜日, 19 9月 2018 19:53)

    ガイドラインとは???
    実はTwitterで知った次第です。勤務校で話題になったことすらありません。

    部活動は週1、平日に休みになっていることが多いです。が、実施の日は「学校を、21時には出ること」と、とんでもない時間設定です。おまけに早朝課外前にも準備やら掃除やらで出てくる生徒もいます。家庭で過ごす時間は?勉強する時間は?本当に疑問だらけ。

  • #1

    Mr.Peki-chan (水曜日, 19 9月 2018 16:18)

    当地岩手県では6月に県版ガイドラインが策定されたものの、各学校での対応は市町村版を策定してからということで先生方にも県版ガイドラインの詳細内容は周知すらしていないようです。地元紙での報道はスポ庁ガイドラインと同様に練習時間を平日2時間・休日3時間に制限し休養日を毎週平日1日と土日いずれか1日の計2日にすることだけ。今までどおり父母会練習などのスキームで延長練習や休日練習ができると思ってる先生方がほとんど。実際にはそのスキームも含めた時間制限・休養日拡大なのに…。市町村版ガイドラインが学校に下りてきたら大騒ぎになりますよ、きっと。


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