Lesson 2 教員の勤務時間について
教員の勤務時間は何時から何時までか。学校にもよるが、おおよそ8:15~16:45や8:30~17:00に定められている。もちろんその間には労働基準法にのっとった休憩時間も用意されている。
だが、その休憩時間にちゃんと休憩できる教員はほぼいないだろう。なぜなら、昼食指導やその他の業務に追われており「今が休憩時間」と認識する間もないからである。
また、子どもたちの目から離れられる場所もなく休憩時間と言えどもうとうとしていたりスマホを触っていたりしようものなら指摘される。外出しても同じである。「学校がやってる時間なのに〇〇先生どこどこにいた~。」「煙草吸ってた~。」など常に保護者の目もあるのだ。
さらに、勤務時間を超えて行われる部活指導や会議、生徒指導など、そもそも勤務時間内に終わる仕事量ではない。多くの教員はこの状況に違和感を感じていないこともまた問題である。勤務時間の概念がなく、早朝~夜遅くまで鳴り響く電話にも対応することで、保護者の方たちにも学校には勤務時間が存在しないかのように錯覚させている。
学校のブラック労働が叫ばれている今こそ、改めて教員自身が勤務時間を意識することが必要であり、また保護者や子どもたちにも周知させていくべきなのではないだろうか。
教員あれこれ「教員の勤務時間について」
— 教働コラムズ (@kyodo_columns) 2017年11月10日
さらに、勤務時間を超えて行われる部活指導や会議、生徒指導など、そもそも勤務時間内に終わる仕事量ではない。多くの教員はこの状況に違和感を感じていないこともまた問題である。
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