駐車場利用料

(中部 50代 教員家族)2017


 

 公立の場合ですが、皆さんの地域では、学校へ車での通勤をした場合、学校に車を停めるため、毎月駐車場利用料を市町村に支払っていますか?

それが当然でしょうか?

 

名古屋市では、もうかなり前から駐車場利用料として月に7000円ほどを3カ月分ずつまとめて振りこまされています。

例えば、警察へ行ったり、緊急で生徒を病院に連れて行ったりする場合もあるわけですが、教員の車で行ったりしますよね?

駐車場利用料を払えと言うなら、そういう場合に使えるように各学校に一台、車を配置していてほしいものですし、公共交通機関で通勤しやすい学校への異動などが不可欠ではないでしょうか。

 

また、例えば愛知県は利用料を払っていないのに名古屋市は払っている など不公平感がすごいです。チリも積もれば ですから。

これってどうなんでしょう?

 

 

【アンケート結果考察と実態調査】

 

投票にご協力していただいた417票のうち、69%の288票が自己負担無し、31%の129票が自己負担有りという結果になりました。

 

自己負担有りの場合、近隣駐車場の相場により利用料を課せられるパターンが多いようです。

寄せられた情報によると、自己負担額は1000円程度~2万前後と、勤務校の立地によって大きな差がありました。

公共交通機関が発達しておらず、車通勤が必須の地域においても月1500円程度の駐車料金が発生するケース。

車通勤で、公共交通機関利用の場合より片道45分の短縮になる場合でも、駐車場利用料2万円全額自己負担のケース。

通勤にあたり、市役所職員が市有地に駐車するために駐車料金を払っており、それに準じて教職員も勤務校敷地内への駐車料金が発生するようになったケース。

 

4%の方が回答した一部支給については、負担額の1/3を自己負担するといった例などがありました。

 

数年前までは無料で勤務校敷地内に駐車していたものが、月額4000円程度を自治体に納付する仕組みになったとの情報も。

一方で、組合の活躍で自己負担制度が撤回された地域もあるようです。

加えて、駐車場代金の徴収・金融機関振込みという雑務も発生しているとのこと。

 

2017.7 教働コラムズ 追記