4月から、子どもが中学校に入学しました。入学してから3ヶ月が過ぎましたが、現代の中学校生活が、こんなにも過酷で、小学校までとのギャップが大きいとは、思ってもいませんでした。
部活動問題を考える時、その答えは、とてもシンプルではないかと私は思います。
中学校は義務教育であり、中学生の本分は、義務教育の最後三年間でまとめられるべき、「勉強をする」ことにあるのではないでしょうか。
毎日、米袋よりも重い教科書や荷物を背負って、早朝から登校する。授業を六時間受け、その後長い部活動。帰宅は登校から数えても、ほぼ約12時間後。
休む間もなく食事をし、ノート数ページ分の家庭学習。気付けば睡眠時間を削られて、11時近くの就寝時間。
眠ればすぐに、朝がやってくる…。このような生活は、まるで残業に終われるサラリーマンのようです。
中学校とは、中学生の生活とは、一体何を大事にするべきで、先生方は子ども達に何を育てて行こうとしているのか…
学習は何のために?部活動は何のために?一体誰のために?学校の名誉のため?指導する先生の指導力を見せるため?評価のため?…?
そんな、本当にシンプルな観点から、中学校生活を見直していく事は出来ないものなのでしょうか…。
毎日毎日、本当にこれを全て使うのか?!と思うほどの教科書や資料を鞄に詰め、早朝から出かけていき、クタクタになって帰宅する我が子を見ていると、いつか倒れるのではないか、病気になるのではないかと、本当に、心底不安でたまらない毎日です。
たまたま興味を持ち、入った部活が合わなくても、辞めたくても、辞められない。
厳しい練習に巻き込まれていく。
指導する先生からも、かなり厳しい言動を受けているという声が聞こえてきても、誰も立ち上がれない。
本当に、馬鹿馬鹿しくなります。
そんなことに巻き込まれるために、子ども達をこれまで育てて来たのではない!と、思っている保護者は、沢山いるのではないでしょうか…。
コラム「答えはシンプルではないかと思います。」
— 教働コラムズ (@kyodo_columns) 2017年7月19日
早朝から出かけていき、クタクタになって帰宅する我が子を見ていると、いつか倒れるのではないか、病気になるのではないかと、本当に、心底不安でたまらない毎日です。
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