以前の私の職場では、「全員顧問制だから」「主顧問、副顧問は決めずにみんなで」という慣習のもと、顧問が決められていた。
「やったこともない競技の顧問なんか無理です!」と、管理職に言うと「自分もそうやってやってきた。見てるだけで良いから。」との、無責任な押し付け。
結局、見てるだけで良いはずなんかない。(今思えば、同調圧力にやられていただけだったのだが、当時は先輩や後輩にどう思われるかが、怖かった。)書籍を自腹で購入し、必死にルールを覚え、シューズなども自腹で購入せざるをえない。生徒からも保護者からも、「もっとしっかり教えてほしい」と言われる。経験のある先生のおられる学校に練習(練習試合の交通費は自腹)に行ったりして何とか頑張ったが、審判やさまざまな大会への参加は、かなりの負担だった。
結局、クラスのこと、授業の準備などが不十分な状態で、追い詰められる。毎日のように20:00退勤。帰宅は21:00。休日も、家庭生活は完全に崩壊していた。
今後はもう、顧問はしたくない。
コラム「未経験競技の顧問になって」結局、クラスのこと、授業の準備などが不十分な状態で、追い詰められる。毎日のように20:00退勤。帰宅は21:00。休日も、家庭生活は完全に崩壊していた。今後はもう、顧問はしたくない。 https://t.co/mfsUmfWWNz
— 教働コラムズ (@kyodo_columns) 2017年5月8日
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