子どもたちに応援されない部活動

匿名

(中部 30代 公立中)2017


 

私は公立中に勤務しており、文化部の主顧問をしています。

生徒は、コンクールでの上位入賞を目指して練習に励んでいます。

 

私の勤務校では、「月曜は部活動なし。土日の活動時間は大会や練習試合を除き原則三時間。下校時刻は厳守。」というルールがあります。

「もしルールを守らなければ活動停止。」部活動主任、生徒指導、教務主任から職員会議で念押しもありました。

当然のことながら、ほとんどの顧問はルールを守っていますが、一部ルールを無視している部活動があります。

土日両方練習、延長練習、場所をかえて夜間練習等。

もちろん、その部活動の保護者からは毎年クレームがあります。

クレームは※三役にも他の職員にも知れわたるのに、その部活動がルール違反の罰則を受けていません。活動停止にもなっていないのです。

年度末の反省(意見をファイルに入力する)で、私を含む数人の先生が「ルール違反で罰則がないのはおかしい。」と意見をだしましたが、うやむやなままです。

 

そして今年度も同じことを繰り返していますが罰則は一向にありません。

生徒は、「あの部活は強いけど、ルール違反してるからずるい。」と漏らしています。

真面目にルールを守らなくても、何も注意されない、ルールを提示だけしてあとはノータッチ、これが現状です。

 

ドレダケ部活動改革をしても、守られなければ意味がない。

いけないものはいけないと、上層部がヒアリング等で状況を把握し、必要なら活動停止にするまでやらないと、何も変わらない気がしてなりません。

 

 

※三役とは

 

管理職(校長・副校長・教頭)および、管理職に近い立場で学校運営に携わる者を指す俗称。管理職以外の役職は「教務主任・首席・校務主任・学校事務」等、各自治体により様々に異なり、同様の役割を別の呼称で扱う場合もある。上記から三者をもって三役、または四者をもって四役とする。