Y 30代 中学校
多忙な年度末の、2月のある日のことです。
私は中学2年生の担任、教科の担当学級全員400人以上の成績処理、生徒会顧問、部活動の指導等により疲弊感に包まれてしまいました。
それでも、土日に少し時間ができた時は、少しずつライフワークが出来ているので、そこには少なからず充実感があります。
今日は家庭訪問の用事があり、とある生徒のお宅へ。
いつもよりかなり早く退勤しましたが、そのお宅ではもう夕食時でした。(退勤後も仕事をしているので厳密には退勤ではありません。)
そして、家庭訪問後にとある飲食店に入ると、そこには子ども連れのお客さんが沢山いました。
私は昨年結婚したばかりでまだ子どもはいませんが、「近い将来、本来であれば子どもと過ごしているはずの時間に、他の家庭の子どものために時間を使わなければならない状況になるかもしれない。この働き方を続ければ、私は家族との大切な時間をつくることはできないだろう。しっかりせねば。」そう感じました。
一方、最近は保護者との関わりの大切さに改めて気付かされる出来事がいくつかあり、変な表現ですが、やっと「教師になった」感覚を感じています。
私を信頼し、頼ってくれる保護者が沢山いらっしゃり、お子さんへの思いを伝えて下さる。私は、教師なんだなぁと、改めてその責任の重さを実感しています。
教師という仕事のやりがいと、この仕事への葛藤を、同時に抱えながら日々を過ごしています。
コラム「年度末に感じたこと。」Y 30代 中学校
— 教働コラムズ (@kyodo_columns) 2018年4月11日
保護者との関わりの大切さに改めて気付かされ、教師の責任の重さを実感
一方この働き方を続ければ、家族との大切な時間をつくることはできないだろう
この仕事へのやりがいと葛藤を同時に抱えながら過ごしている(要約)
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