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学校の部活、外部に移行したとしても土日両日練習は正しいんでしょうか?生徒の完全な休みは?

トム 近畿 40代 地域

 

 

 

学校の部活動が問題になっています。今回のガイドラインですが、やはり高校は無視されました。問題もいっぱいあります。しかし、中学校だけですが、今の時点では、練習時間(平日2時間まで、1日休み)と休養日(土日どちらか3時間まで、どちらか完全に1日休み)というのは、流れとしてはいい方向に行ってると思いました。このガイドラインが守られればの話ですが・・・。

 

私は、先生はもちろんですが、小中高のスポーツをやってる子供にこそ!完全なる休養日(土日どちらか完全にオフの日)が必要なのでは?と訴えています!プロでも休養日があるのに、なぜ、(それも生涯スポーツが大半)子供には完全な休養日がないんでしょうか?不思議でたまりません。理解出来ません。ますます、部活問題を訴え続けたいと思います。

 

 

 

私は、今の部活の過熱ぶり、やり過ぎ部活は、小学生からのスポ少の「土日両日練習」からでは?と確信しています。

 

私の地域でも、スポ少の募集広告を見たり、地元新聞の記事に載っている練習時間を見た所、野球、バレー、バスケ、ラグビー等、土日両日練習してる所が、ほとんどだったように思います。この指導者の方々は、ほとんどボランティアなのでは?ようするに、ボランティアだから怖い。知識がない為に、善意で長時間練習をしているんです。地元新聞の高校野球の記事でも、投手の怪我や手術した記事を読みました。異常だと思いました。これは小学生の頃からのやりすぎです。スポ少に入ってた子供や保護者は、中学校に入っても、土日両日練習あるのが当たり前になっています。今までスポ少に入っていなかった子供や保護者は、土日両日練習あるのが異常だと気付きます。部活だけでなく、スポ少も大会が多過ぎると思います。地元新聞社、JA、スポーツ店等が協力しています。

 

私には、今の部活、スポ少は、大人の「子供を使った趣味(スポ少監督、保護者)、金儲け(地元新聞社、スポーツ店)」になっているとさえ思います。大人が適切な内容で、楽しくスポーツをさせていないのでは?子供に、大会や試合をさせすぎではないでしょうか?それから、今のスポーツには「支配と服従と管理」が、付きまとっています。大人も管理しながら、子供も管理されながらスポーツをしてる。今の日本に、子供が本当に楽しくスポーツ出来る所はあるのか?と、疑問にさえ感じます。

 

子供も、小学校の低学年の頃から勝利至上主義を正しいと洗脳されています。恐ろしい事です。今の勝利至上主義のままでは、例え学校から外部に移行したとしても、外部で土日両日練習する可能性があると思ってるんです。今の部活も、スポ少も、知識のない、勝利至上主義の大人が「長時間子供達を拘束している事」が問題だと思っています。もしも、外部に移行したとしても、子供がやりたいからと言って、土日両日練習を残すのはいい事なんでしょうか?それは、本当に正しいんでしょうか?

 

そもそも毎週、毎週、同じ事してるなんておかしいと思います。休みですよ??他のスポーツしたり、遊びに行ったり、ゆっくりしてもいいはずです。なぜ、部活は、0か100なんでしょうか?本来20~30%でいいのでは?私は、学校だとしても、外部に移行したとしても、毎週、毎週土日両日ともに練習するのが異常なのでは?と訴えてるんです。

 

個人的には、平日2、3回、2時間、土曜日3時間まで、日曜日練習禁止、練習試合のみ、月2回程度、週に10時間までだと思います。16時間はプロ志向だと思います。生徒の中で、プロ志向はどれだけいるんでしょうか?きちんと説明すれば、この練習量で、生徒も満足するはずです。プロ志向の生徒は外部で専門家につくべきです。

 

それから、これからの学校の部活は、生徒の意見を尊重してほしいと強く望んでいます。学校も全体主義ではなく、個人主義に移行すべきです。練習時間、休みを生徒が選択する。平日のみとか、逆に土曜日だけ参加したいとか。週1回は卓球、週1回はバレーとか。大会は出ないとか。もちろん先生は指導者ではなく、見守り程度、生徒の安全第一、休憩の確保。それに今まで土日両日部活してた生徒は、土曜日3時間までになり、やりすぎを抑える事が出来ます。自分で練習量を決めるのは、外部の専門施設なら、当たり前だと思います。専門家なら、平日5時間練習したり、土日終日練習、今の週6、7日部活を許可しないはずです(笑)でも、ボランティアなら、そうはいかないと思います。指導者の立場が強くなって、休みにくいと思います。これが今の部活、スポ少だと思います。

 

将来は、完全に学校から部活を切り離すべきだと思っています。移行期間を設けるべきです。その間に外部も動き出すと思います。その間に、学校対抗ではなく、地域も受け入れる用意も出来るのでは?この移行の時に、大人や子供の勝利至上主義や、今のやりすぎ練習を縮小すべきだと思います。生徒が練習時間や休みを選択出来れば、生徒の人権も守られます。

 

外部移行までの、学校の部活案を考えてみました。どちらかというと、生徒目線で書きました。先生が決めた練習時間の中から、その中で生徒が練習時間を決めるという案です。もちろん、休暇、早退、退部、再開も自由、これを徹底してほしい。

地域から見た目線なんで、偏ってる部分もあると思います。土日どちらか3時間までというのも、本来先生にとって違法なのも承知です。

 

 

 

土日休みたい生徒を守りたい。

やり過ぎの生徒を抑えたい。

 

 

 

とにかく、早急に、生徒にこそ!週1日、完全な休養日が必要だと強く希望しているんです!

 

生徒がやりたい!と言っても、本来、大人が最低週に2、3日は、部活をしない日をつくるべきなんです!と、いうより、元々休みなし、長時間練習、土日両日練習をさせたのが大人だったんですが・・・・。大人が、勝つ為のスポーツから、楽しいからするスポーツに移行しない限り、子供は勝つ為に、長時間、休みなくスポーツをすると思います。どうして、そんなに勝たなければならないんでしょうか?どうか、部活、スポ少に係わっている大人が気付いて下さい!お願いします!

 

それから、もし良かったらこの記事も多くの方の読んでほしいと思います。よろしくお願いします。

 

 

YAHOO!ニュース「なぜ、日本は子供を練習漬けにしてしまうのか?燃え尽きる高校生が出る理由」2018年1月12日(金)