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人生100年時代、教員として働けますか?

中学校

 

 

 

人生100年時代‼︎と、政治家たちが声高に演説している。

 

後15年もすれば、皆70歳まで働き、年金支給は75歳からに引き上げられるだろう。

超少子高齢時代、国も地方自治体も財政が立ち行かなくなってきているのだ。

 

もちろん教員も例外ではない。

教員の皆さん、果たして70歳過ぎまで、こんな労働条件の下で働き続けられるだろうか。

続けられるわけがない。若い教員のお荷物である。

年金制度も破綻が近いが、さらに憂慮すべきは国民医療保険制度の破綻である。

私の周りの医療関係に従事する人たちは、

今でも危ない‼︎このペースで使い続けると、

間違いなく年金制度より早く破綻するだろう、と言っている。

 

若い頃から残業、残業で体を酷使している教員。

今の退職教員たちのように、老後は悠々自適な生活が出来ると思ったら

大間違いである。既に公務員の年金もかつてのような二階建てではない。

後10年、15年もすれば、

年金も70過ぎてからしか貰えず、若い頃からの働き過ぎが祟り

病気になって医療費を5割(いや、それ以上かも)負担し、

我々教員にも大変な老後が待っている気がしてならない。

今、一生懸命子供らのために残業、残業で働き過ぎて

年老いて病気になったとしても、

最後は自分の人生、自己責任・・・。

誰も助けてくれません。

 

教員の皆さん、時代はとっくに変わっているんです。

その事に早く気付き、もっと自分のライフワークバランスに関心をもちましょう。

今を馬車馬のように働くのではなく、もっと自分の人生を長い目で見て、

細く長く働き続けられる、そんな働き方を選んでいきませんか。

 

そのためには、教育行政や管理職はもちろん、

みんなで徹底的に無駄を省いた、賢い働き方を考えていかなくてはなりません。

自己満足でダラダラ長時間働くのは無駄の極みです。

そんな長時間働いてくれ!とは、誰も言っていませんし。

 

国や地方自治体にも、もう金銭的余裕もないようですし、

そこをつついても、あまり大きな改善は望めないでしょう。