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学校再開について思うこと

疲弊教員 20代 公立教員

 

 

新型コロナウィルスが一刻も
はやく終息することを祈る毎日が続いています。

皆様も、業務が増え、大変お疲れのところとは思いますが、
お体に気をつけてお過ごしいただけたらと思います。
教員が潰れてしまうと、日本の教育が成り立たなくなります。

学校再開にあたり、思うことが多々あり、
この記事を投稿させていただきました。

まず、最初に、コロナウィルス感染防止のための対策が
非常に教員を圧迫していると考えています。

・登校時の見守り(通常時より強化して)
・休憩時間・昼休み等の「3密」を防ぐための声かけ
・給食時間には全教員で気をつかい
・終業後の学校の消毒
・教育課程が終わるか終わらないかの中でのはらはらとした授業
・夏休みが大幅に短縮(コロナ休業中も決して教員は休んでいない→課題・動画作り)

世間一般から見れば、当たり前なのかもしれませんが、
私たちのメインは、
「学校で授業を考え、子ども達にわかりやすく教えること」
であると考えています。

文部科学省の学校再開のガイドラインを見ていると、
通常時の教員の仕事(通常時でも、超ブラックな働き方をしているのに)より
大幅に仕事量が増えています。

文部科学省の役人・政治家さんたちは、はたして、現場の状況を知って
ガイドラインを作成しているのでしょうか?
とても無理があることばかりだと思います。
一度、文部科学省から出向でもして、体験されてはいかがでしょうか?

教員は教職調整額で定額働かせ放題だという視点にたった考えなのでは?
と疑問に思ってしまいます。

さらに、部活動に熱心な先生方の部活動熱。
これも困りものです。

早く朝練を、練習時間を延ばしたい・・・orz

部活動の大会が中止になり、
3年生のやるせない想いは見ていてつらい物があります。

しかし、無理をしてまで、練習や大会を再開させて、
部活動内でクラスターなど起きた場合などを考えてください。

報道では、きっと「○○都○○町○○中学校で、○○部活動でクラスター」
と大きく報道されると思います。

そうなると、一番困るのは、その学校に通う子ども達だと思います
それがあってからでは遅いのです。

もう少し、現場ファースト!子どもファースト!安全ファースト!
な方針を考え直していただきたいですね。