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最近思うこと

働き方改革

 

 

 

こちらのコラムを興味深く拝見しています。

現場の疲弊した声を上げることが大事だ、と思います。

そのために、まず現実的にできることは何なのでしょうか。

 

勤務時間の管理…ですが、出勤時間の押印のみというものもありました。

出勤時間だけの打刻で、退勤時間は押印しないというものもありました。

 

労務管理の管理職…ですが、文部科学省や自治体教育委員の通知を現場に伝達するだけで、

労務管理・学校経営をしているとは、とうてい思えません。

 

人事考課制度…教育の成果は数値化できるものではないと思います。また、教育の成果は短期間で現れないものも多々あります。

教員自身が目標を掲げるのはいいと思いますが、数値化に意味があるのでしょうか。

 

業務量…教員は、教えることが本職なのです。校務分掌・事務作業・集計・集金などは、専門職を設けていただきたいです。

予算と人を配置してください。特に中学校・高校の部活は、専門職であるべきだと思います。

 

現在教員の裁量労働制の根拠となっている、給特法をなんとか改正するには、どうしたらよいのでしょうか。

具体的な行動を教えていただければと思います。

 

私は、子どもたちの一番そばにいる教員が、心身健やかであり、

「労働者の基本・見本」として、勤労者・労働者のロールモデルとしてきちんと整備された環境で勤務すべきだと思います。

子どものたちに、正しい教育者・労働者としての姿を見せることも大事ではないでしょうか。

 

子どもたちも、職員も、「学校が楽しい、毎日が充実している」と思えるような健全な環境にすべきだと思います。

 

文科省の目指す教育は本当にすばらしいと思います。

ですが、そのための人材と予算はまったく足りません。

文部科学省の方々は、一度、1年間でいいから、現場に出向してみてはいかがでしょう。

現場の職員は、疲弊しています。これでは、子どもたちへきめ細やかな教育ができません。