公立小
過去に担任していた学級内で、児童の持ち物(特に文房具)が見当たらなくなることが多発していた。そのため、学級はもちろん、学年、管理職を含めた学校全体で指導、見守りを続けていた。
そんな中、担任自身の新しい文房具が見当たらなくなった。そそっかしい自身のことであるので、どこかで落としたと思っていたが、しばらくして、担任する児童Aの持ち物の中から、それを家で使った痕跡が見つかった。
管理職に報告し、生徒指導主任立ち会いのもと、教育相談を行った。児童Aは「買ってもらった」「友達がくれた」「落ちていた」と様々なことを話したが、最後に「先生の机から持ち帰った」と話した。
A本人が認めたため、保護者に連絡を取り、面談をして事情を説明した。
最終的にその文房具は、Aが家から持参し、担任のもとに戻ってきた。
その後、続いていた児童の物がなくなることは徐々に止んだ。しかし、なくなったもののほとんどは出てきていない。
結局、なくした本人がただなくしたのか、誰かの作為が働いていたのかは分からない。
教育現場における窃盗について、どのように取り扱うのが最善であるのか、日々模索している。
コラム「教育現場での窃盗 」公立小
— 教働コラムズ (@kyodo_columns) 2018年1月17日
過去に担任していた学級内で、児童の持ち物(特に文房具)が見当たらなくなることが多発していた。(~略~)教育現場における窃盗について、どのように取り扱うのが最善であるのか、日々模索している。https://t.co/coCciTHH6t