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核兵器以外のどのような手段を用いてでも、部活動強制加入システムは直ちに廃止されなければならない

関東 10代以下 生徒

 

 

 

「生徒の自主的,自発的な参加により行われる部活動については,…(学習指導要領より抜粋・引用)」と書かれている通り、本来であれば部活動は生徒が自主的に参加する活動、すなわち参加したくない人は参加しなくても問題ない活動です。にも関わらず、一部の学校はルールが文書化されているか否かの違いはあれど、生徒に対して部活動に加入する義務を課しています(部活動強制加入システム)。現在の部活動システムには様々な問題点がありますが、その中でも特に大きな問題点が部活動強制加入システムです。部活動強制加入システムは学習指導要領に反して生徒の自由を不当に奪う極悪非道・非人道的なシステムであり、核兵器以外のどのような手段を用いてでも―文部科学省が直接学校の校則を捻じ曲げたり、部活動強制加入システムを廃止しない学校の校長を更迭するなどの強権的・急進的な手段に訴えてでも、一刻も早く廃止されなければならないシステムであると考えます。

 

幸いにして私の両親は部活動強制加入システムが敷かれていない学校の学区に居住していたため、私は部活動強制加入システムの闇に飲まれることもなく、ブラックな部活動によって精神や肉体を害されることもありませんでした。しかし、部活動強制加入システムの存在を日本国から抹消しない限り、子どもは親の居住地という自力では変えにくい要素によって部活動強制加入システムに巻き込まれ、自由を奪われる可能性を背負い、そして運が悪いとブラック部活によって精神や肉体を害されることになってしまいます。

 

言うまでもなく、学習指導要領は日本全国で共通です。であれば、「部活動からの自由」すなわち部活動に参加しない選択肢もまた日本全国すべての学校の生徒と教員に与えられ保証されなければなりません。部活動強制加入システムという負の遺産が一刻も早く解消・清算され、日本全国すべての学校の生徒と教員に、「部活動からの自由」すなわち部活動に参加しない選択肢が保証されることを望みます。